耳長兎筆架
¥55,000
- 地域/時代 日本 / 明治~昭和頃
- サイズ H2.5×W3.1×D6.0cm
- 状態 良好
- 付属品 桐箱
- 品番 0-0
兎がお好きなコレクターの方よりまとめて譲っていただいたうちの1点、なんとも可愛らしい耳長兎の筆架です。
長い耳、少し開いた口、一丁前についているしっぽ、見ていると思わず笑顔になってしまうかわいい兎です。
筆架としていますが、元々は香炉や釜の蓋等の装飾の一部分だったと思われます。
兎は、神聖で瑞祥な動物、そして子孫繁栄、豊穣のシンボルとして古より東洋で多くの工芸品のなかに意匠として取り入れられてきました。
そのなかでも、デフォルメされて耳が長くなった「耳長兎」が桃山から江戸時代にかけて大流行します。
こちらの兎もその流れのなかで作られたものでしょう。
耳と口には、少し朱色の彩色が残っています。
それも相まってなんとも可愛らしい雰囲気です。
コンディションも良好です。
お尻左側の凹みは元からのものなので、気にする必要はありません。
明治~昭和頃の作かと思われますが、はっきりしませんので、価格を抑えてご紹介します。
持っているだけでなんだか嬉しくなるこの子。
ぜひこの機会にお手元にお迎えください。
下記リンクより他の兎コレクションもご覧ください。
[担当|深谷愛]
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