藍九谷扇面鷺文皿五客組
¥350,000
- 地域/時代 日本 / 江戸時代前期
- サイズ H3.3×W14.0×D14.0㎝
- 状態 良好
- 付属品 桐箱
- 品番 43nk-129
丸みを帯びた八角形の平向付。初期の伊万里焼の中でも上手の作品を意味する藍九谷手の作品です。
見込みを一段低く作り、エッジの際立った形状。

中央に大きく扇面を描き、こんもりと盛り上がった山と、その麓には2羽の白鷺が身を寄せ合っています。山の頂上には雪が積もり、白鷺は寒さから身を守るように体を丸くしているようにも見えてきます。雪山を表現した暈かしの技法も卓越しており、器の中に扇面画をみているような心持ちです。

裏を返してみると、またそのセンスの良さに驚きます。余計な装飾は一切排した潔さ。八角の頂点の角に合わせ、高台の周りにのみ「星付き七宝」の文様が配されています。

伊万里系の器は、表のデザインが良くても裏を返してみると野暮な絵付けにがっかり、なんてこともしばしば。本作は形状と意匠とが全体として見事に調和した、現代の美意識にも共鳴する瀟洒な器です。

5客全て良好なコンディション。段箱に収まります。
[担当|大塚麻央]
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