李朝刷毛目盃
- 地域/時代 朝鮮半島 / 朝鮮時代16世紀
- サイズ 3.7×10.7×8.9㎝
- 状態 銀直し3ヶ所
- 付属品 箱、仕覆
- 品番 42nk-129
手頃な大きさが手に馴染む刷毛目の酒盃です。
元々は酒盃としての用途ではなかったため、片手で持つには径が大きかったり、酒を注ぐには深さが足りなかったりと、ちょうど良いものを見つけるのが難しい刷毛目の盃。
酒盃に都合が良く、なおかつ見どころのあるものに出会った時には仕入れるようにしているのですが、こちらもそんな中で出会った品。
灰色の土に白泥の刷毛目がよく映えています。
厚めの透明釉がかけられ、細やかな貫入が生じて景色となっています。
十分な深さで、暴れた形が手に添うように握った際にも安定感を感じます。
高台は安定するように粘土で調整されています。
縁に銀直しが3ヶ所ありますが、このような作行きのものなので気にするものではありません。写真でご確認ください。
竹節のデザインの円筒型の木箱に収められています。こちらも李朝の木工品。箱には仕覆がかけられ、よい仕立てです。
気軽に持ち歩ける雰囲気も嬉しい酒盃。相棒として馴染みの酒場に連れていってください。
店舗で実物をお手に取っていただくことが可能です
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