真向兎 釘隠し

¥100,000

真向兎 釘隠し
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真向兎 釘隠し
真向兎 釘隠し
真向兎 釘隠し
  • 地域/時代 日本 / 江戸時代
  • サイズ H8.0×W7.4×D3.4㎝
  • 状態 良好
  • 付属品 なし
  • 品番 42nk-109-114

たくさん子供を産む兎は子孫繁栄のシンボル。
また「月の精」として不老不死の象徴ともされ、その瑞兆の意義を持って東洋では多くの工芸品の文様として取り入れられてきました。

本作は、正面を向いた「真向兎(まっこううさぎ)」の意匠の釘隠しです。

真向兎の意匠には、火事から守ってくれる魔除けの意味合いもあったため、釘隠しや引き手などの建築金具に取り入れられ、日本家屋や寺院に装飾されました。

現在の市場でもしばしば目にする真向兎の金工品ですが、その典型的なスタイルは、体からはみ出るほど長い耳のもの。顔が小さく、耳の長さが強調されているのが特徴です。
それに対して本作は、同じ真向兎でありながら耳の長さよりもふっくらとした胴体と顔に目がいきます。

桃形の胴体に丸い顔、キョロッとした目と鼻。とても立体的に造られており、文様的というよりも写実的な印象です。手元の表現も愛らしく、本物の兎さながらふわふわとした手触りが手に伝わるようです。

金物をこれだけ立体的に、かつ自然な丸みを作り出には高い技術が必要なことは想像に難くありません。高い技術をもった職人の手によるものであることが伺えます。

3つのうち、ひとつには耳や鼻に金箔が残っており、元々はたいへん華やかなものだったのでしょう。

 

現代の住宅では釘隠しを使う機会は減少してしまいましたが、書鎮として使ったり、ドアや壁に取り付けてみたり。あるいはちょこんと机の上に置いておくだけでも、思わず目を細めてしまう愛らしい姿に癒されそうです。


3つ在庫がありますが、それぞれ微妙に作ゆきが異なります。
ご購入の際は注文画面の備考欄に①〜③のご希望の番号を書き添えてください。

 

①目と耳に金色が残った兎

②ちょっぴり平たい顔がご愛嬌の兎

きりっとした表情の兎

店舗で実物をお手に取っていただくことが可能です

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