阿弥陀如来坐像
¥440,000
- 地域/時代 日本 / 鎌倉時代
- サイズ H6.0×W4.2×D4.0㎝
- 状態 良好
- 品番 41nk-33
高さわずか6センチ。手のひらに収まる小仏ですが、その存在感には静かな重みがあります。

胴部はしっかりとした厚みがあり、腹部や背面は自然な丸みを帯びた安定感のある姿です。
鎌倉から室町にかけての仏像で、丸彫りの小型仏は数少なく、とても貴重なものといえます。

そして一番の魅力は、そのやわらかな表情ではないでしょうか。 斜めから光を受けると、穏やかに結ばれた口元や、ふっくらとした頬の起伏が浮かび上がります。
長年の時を経て育った金味は、銅造ならではの落ち着いた光沢を放ち、見る角度や光の加減によって、驚くほど豊かな表情を見せてくれます。

鎌倉から室町時代にかけて造られた本作。静かに落とした両手は膝上で「定印(じょういん)」を結び、左肩かた腹部、そして背面へと流れる衣紋線は、立体的で当時の確かな作行きを感じさせます。

定印は、深い瞑想と悟りの境地を表すもの。どこか「大丈夫ですよ」と寄り添ってくれているような、包容力に満ちた佇まいです。
飾り棚の一角や机の片隅、暮らしのすぐそばで。ふとした瞬間目に入る親しみに満ちた仏の姿は、せわしない日常の中に、息をつけるような穏やかな時間をもたらしてくれるような気がいたします。
店舗で実物をお手に取っていただくことが可能です
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