唐 如来坐像塼仏

¥165,000

唐 如来坐像塼仏
唐 如来坐像塼仏
唐 如来坐像塼仏
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唐 如来坐像塼仏
唐 如来坐像塼仏
唐 如来坐像塼仏
唐 如来坐像塼仏
  • 地域/時代 中国 / 唐時代
  • サイズ H3.5×W1.7×D4.4㎝
  • 状態 良好
  • 付属品 桐箱
  • 品番 39nk-31

小品ながら静かな存在感を湛えた唐時代の塼仏です。

大きさはわずか4.5cmほど。
宝珠形の頭光を背に、蓮華座に静かに坐す如来の姿が表わされています。

 

塼仏とは、「塼」という字が古代中国で作られていた煉瓦の一種を意味するとおり、粘土を型に押して成形し焼き上げた仏像のこと。
寺院の壁面装飾や仏塔の一部、あるいは信仰具として用いられました。
唐の都・長安(現在の西安周辺)ではこのような塼仏が多く出土しており、本作もそのうちのひとつです。

市場で見かける塼仏はディテールが摩耗しているものがほとんどですが、本作は元の状態がよくわかる希少な作例。
如来の表情までよく読み取ることができます。

 

立体的に表された蓮台、左右に配された宝塔など見どころが多く、見ていて飽きません。
小さな姿のなかに盛唐の時代精神を感じることができます。

7〜8世紀の長安では塼仏の制作が盛んに行われました。
その背景には、7世紀半ばにシルクロードを通ってインドに渡り、長い旅を終えて長安に戻った僧・玄奘(げんじょう、602~664年)の存在があります。
玄奘によってインドの仏教文化がもたらされたことで、塼仏製作が流行し、さまざまな図様の塼仏が製作されました。

塼仏や押出仏は装飾や礼拝のために作られただけでなく、形づくること、その行為自体が祈りであり、仏の功徳にあずかるものとされていました。
如来の豊満で充実感ある姿からは、当時の作り手の祈りが伝わってくるかのようです。

 

類品が石田茂作「瓦礫洞古玩録」にも収録されています。


(出典:石田茂作『瓦礫洞古玩録』、昭和39年、石田茂作先生古稀記念会刊)

店舗で実物をお手に取っていただくことが可能です

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