李朝白磁家形水滴

¥550,000

李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
李朝白磁家形水滴
  • 地域/時代 朝鮮時代19世紀
  • サイズ H6.0×W6.7×D5.4㎝
  • 状態 屋根部分や角に銀直し多数(写真をご参照ください)
  • 付属品 桐箱
  • 品番 44nk-046

朝鮮後期になると、士大夫や文人たちは自宅の近くに書斎を設け、詩文をしたため、書を楽しむ場として大切にしました。そうした文人たちの理想の書斎への憧れを、小さな器に託したものの一つが、家の形をかたどった水滴です。

素朴な家屋をそのまま器にしたような姿は、李朝の水滴ならではの特徴的な造形であり、現存するものも極めて少ないことで知られています。

本作は、簡素な家をそのまま写したような白磁の家形水滴です。

白磁とはいえ、一般的にイメージされる端正な白磁とは趣が異なり、灰色がかった素朴な肌をしています。器形にもどこか大らかなところがあり、屋根に施されたしのぎの表現と、裾に向かってわずかに広がるずっしりとした姿が印象的です。飾り気のない朝鮮の伝統的な家屋を思わせながら、手のひらの中で確かな存在感を感じさせます。

このタイプの水滴は、形や作りから正確な時代を見極めることが難しいものですが、本作は19世紀後半から末期頃の作ではないかと推察されます。

また、屋根や底部には銀直しがいくつも施されています。

いずれも古い時代の直しと見られ、長い年月の中で実際に使われ、大切にされてきたことがうかがえます。こうした直しの跡は、単なる傷の補修というだけでなく、かなり以前から数寄者たちの間でこの小さな水滴が愛でられてきたことを物語るものでもあります。

華やかなで精巧な装飾とは無縁の、素朴で力強い家形。

その姿には、朝鮮の人々が身近な住まいに感じていた美しさや、静かな書斎で過ごす時間への憧れが、小さな水滴の中にそっと込められているようです。

店舗で実物をお手に取っていただくことが可能です

来店予約
BACK