バカラ クリスタル箸置き 12個組
₩1,007,000
シンプルなフォルムが美しいバカラの箸置き(またはカトラリーレスト)12個セットです。
クリスタルの美しい輝きはバカラならではのもの。
その輝きは光に当たると一層増します。
(バカラテーブルウェアカタログ 1916年版)
1916年のバカラのテーブルウェアカタログに既に同型モデルが掲載されています。
その後も生産が続けられたのですから、人気のデザインだったのではないでしょうか。
アール・デコの空気をまとう直線的なラインとフォルムが美しく、洗練された印象を与えます。
角はすべて面取りされており、バカラ社の丁寧で細やかなものづくりへの姿勢、そして高い技術力が窺えます。
皆さまは謎の割烹「味占郷」をご存知でしょうか。
東京のどこかにある4席のみの謎の割烹料理屋「味占郷」・・・という設定で、写真家、現代美術作家の杉本博司氏が自ら割烹店亭主に扮し、自ら料理の腕を振るい、古美術のコレクションから器や床飾りを設え、多彩なジャンルで活躍するゲストを招く、「婦人画報」の人気連載です。
後に「趣味と芸術」というタイトルで一冊の書籍にまとめられ、出版されておりますので、ご興味のある方は調べてみてください。
そのなかで、器や床の間はゲストによって毎回変えられていますが、箸置きはすべてガラス製の箸置きが用いられています。
細部までこだわる杉本氏ですから、料理と器を引き立てるためにあえて透明なガラスの箸置きを採用したのではないでしょうか。
どんな器にも馴染むという万能さをもつガラスの箸置き。
今回ご紹介した12客は、元々はカトラリーレストとして作られたものですが、このように見立てで箸置きとしてお使いいただくのも素敵です。
三角形のシンプルなデザインなので、テーブルでカトラリーや器、そして料理を引き立てる名脇役として活躍してくれるでしょう。
それぞれの側面に刻印があります。
バカラの刻印は年代によって異なりますが、こちらは1960年代〜1980年代のもの。
内1個の底面に1箇所1mmにも満たないアタリがありますが、使用時には見えない底部分ですので、気になりません。
また、実用品のため多少のスレ等ありますがクリスタルの輝きを損なうほどのものではなく、良好なコンディションです。
深紅のオリジナルの箱に納められています。
12個セットなので、大人数の来客にもぴったり。
和洋中どのような料理、どのようなカトラリーでもしっくり馴染みます。
普段の食卓に、特別な日に、ぜひお使いください。
[参考作品]
バカラついては以下の作品ページでもご紹介していますのでご覧ください。