春海バカラ金縁霰切子桝鉢
₩12,528,000
- 地域/時代 フランス, 1984年(昭和時代)
- サイズ H9.8㎝ W18.7㎝ D18.5㎝
- 状態 無傷
- 付属品 塗り蓋、桐箱
- 品番 40nk-158
春海バカラを代表する霰切子。
シンプルな枡目状の切子は江戸切子の伝統的な文様から想を得たもの。
中でもこの中国万暦年製の鉢から型をとったこの桝鉢は、春海バカラの中でもアイコニックな存在です。
本作は、春海藤次郎が大正期に発注したオリジナルを、数十年の時を経て再現した復刻版。
春海バカラはその人気の高さから何度か復刻されていますが、こちらは春海商店先代6代目の時、最初に復刻が行われた時のものでしょう。
裏には、レーザーによるバカラ社のマークと、年号とエディションNo.の刻印「36/50 1984」が確認できます。
藤次郎の時代にこの枡鉢が作られた際にも、塗蓋を添えて水差として仕立てられたようです。
本作にも塗蓋が付属しています。
あえて触って痛いと感じるほどシャープにカットしたという切子は復刻版にも顕在。
清涼感を感じられます。
縁には金が焼き付けられ、弓形に成形されています。
側面とは対照的に、底面には放射線状のカットが施されています。
光が差し込んだ時に切子が乱反射する様はなんとも言い難い眩さです。
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