備前木菟香炉
- 地域/時代 桃山〜江戸時代(16-17世紀)
- サイズ H8.3×W6.2×D7.7㎝
- 状態 右爪先に共直し
- 付属品 桐箱
- 品番 40NK-128
茶陶として桃山から江戸時代にかけて隆盛を極めた備前焼には、焼締陶器特有の野趣漂う壺や瓶のイメージが強いですが、高い技術力で写実性の高い香炉や置物なども造られました。
両目に煙出しのための穴が開けられ、銅の中央で身と蓋が分かれるようになっています。
頭と胸には備前特有の胡麻釉が降り、線刻で表した羽毛、鋭い爪先、ぎょろりとした強い眼差しなどが、よく表現されています。
ぴょこんと立った耳が愛らしく、とても凝ったつくりの香炉。
座辺でお楽しみ頂きたい一品です。
右側の爪先が欠けていたので、共直しを施しています。
- #香道具
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